芸術の山

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大丈夫、あらゆる意味で誰も頼んでないから

 昔から、訊いてもないのに言い訳を始める奴らがいた。今でもいる、君たちのことだ。「いや、もちろん分かっていますよ。でも、そこであえて自分がやらないと」。「確信犯」だと宣言することがなんだって言うんだ。そういう奴に限って、自分(たち)にとっての「リアル」だとか(そういうことを言う奴にとってはきっとなんだってリアルなんだし、単に想像力が足りないと宣言しているにすぎない)、既に生き残ってるし/どうせ生き残れないのに「サヴァイヴァル」だとか、そもそも土俵にすら上がっていないのに/ジャンケンならあと出しのくせに/弱い奴または手下としか戦わないくせに「ガチンコ」とか「セメント」だとかという言葉を脈絡もなく言ってみたりする。とりあえずそういうようなことを言っておけば既成事実を作っちゃえるし、安全地帯に立てると思っているのだろうね。でも、ここまで言い訳しないとモチベーションが保てない(あるいは自分的に納得がいかない)のなら、最初から無理にやらなければいい。大丈夫、あらゆる意味で誰も頼んでないし、困らないから、その時こそ自信をもってフェードアウトしてもらってかまわない。しかもその上「でも、もう戻ることができない。進むことしかできない」というのも錯覚で、期待外れで申し訳ないが、そこから先は「一寸先は闇」とか「暗闇の中への跳躍」とかそういう次元の話じゃなくて、単に「間違った」だけだから、戻るも進むもなくて、そこがゴールだ。ところが、しばしば君たちは自分の能力(無能力または根本的不足)の問題を社会とか歴史とか制度とか政治とか経済とかの問題にすりかえて、「たいへんなことが起きはじめている」と大さわぎをする。分かってると思うけど、念のため言っておくけど、何も起きてないよ(いや、「たいへん」なことは起きているけど、君に言われるまでもないし、少なくとも君が言う「たいへん」なこととは全く関係ないし、困っているのは君だけだ)。ようするに君たちは新たな差異(それは既に差異じゃないし、それを言い始めたらなんだって「差異」だ)を捏造し、五十歩百歩のプチブル的差別化を喧伝し、その喧伝のテンションを競い、その発見者として特権化され続けたいだけなのだ。もちろん喧伝は、歓迎はするはずはないが、やるのは自由だ。だけど、いいかげんうるさいんだよ。君たちは広告代理店か、すき間産業か。プレゼンもいいけど、もう少し落ち着いたらどうだ。モリー・リングウォルド主演『プリティ・イン・ピンク――恋人たちの街角』でも観て頭を冷やしたらどうだ。(藤田六郎)(以上は「error」展*リーフレットに寄せた文章である)

「error」展
出品作家:佐藤克久・星野武彦・村林基・森田浩章
会場・期間:名古屋会場=canlfan・期間2002年12月7日~29日/大阪会場=TWIN SPACE・期間2003年1月11日~2月1日/東京会場=switch point・期間2003年3月13日~25日
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