芸術の山

芸術の山とは、制作者にとって真に有益な批評的ツールを具現化する媒体である。

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*1 【REAR】

 批評誌『REAR』創刊趣旨のひとつとして述べられたこと、それは、作家によって投げられたボールを受けとめ、批評という言葉で投げ返すことによる文化的土壌への貢献であった。しかし、投げ返したはずのボールは、一体どこに向けて投げ返されているのだろう。そして、誰が受けとめてくれるのだろう。
 批評の種々の機能を鑑みれば、投げ返したボールは作家だけに届くものではない。とはいえ、作家から作品、作品から批評、批評から鑑賞者というかたちでは、一方通行は同じではないかという話になる。現況、作家にとっての『REAR』とは何なのか。批評は制作という現場においては蓋然性をもちえない(→【批評の自律性2】/【制作論と批評】)。また、おそらくは読者の求めるところの最大公約数としてある「地域の芸術状況の活性化」については、それが作家の全般的な状況を好転させるとはいえ、個々の創造の観点からは他律的な要素でしかない。投げ返された言葉が自身以外への言葉であっても意義あるものと認められるほどには、いまだ『REAR』は自律的ではない。この結論がもっとも正当であろう。

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