芸術の山

芸術の山とは、制作者にとって真に有益な批評的ツールを具現化する媒体である。

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【批評と同時代性2:批評の賞味期限】

 美術史に対し同時代性を強調される批評であるが、それは対象が現在であることに留まらない。同時代的な意義が求められる点はもちろんだが、大まかに批評的活動と括られるものについて言えば、即効性、非持続性が際だつ場面が多いことには驚かされる。新聞にレビューが掲載された翌日には展覧会の入りが増すという事実の一方で、とある作品評価の数年先は保証されていない。主としてメディアとの関係の中に浮かび上がる問題である。
 批評者個々がもつ基準(クライテリア)が更新され続ける(→【美術理論と批評】)ことに考えを巡らせれば、批評は一種「古びる」ものである。何もないところに問題をつくりだす批評の作法からいっても(→【批評と芸術】)、その問題の重要性に最初の意義が認められる。「時評」が読み継がれるかどうかはここにかかっているし、批評が美学に近づくというのもこのためである(→【美術理論と批評】)。
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