芸術の山

芸術の山とは、制作者にとって真に有益な批評的ツールを具現化する媒体である。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【批評の自律性3:作品と言葉】

 優れた作品に値しない言葉、感心しない作品に過分な言葉。いずれも作品と批評との不均衡を示しているが、これが批評は作品を言語に訳出する行為であるという理解を示しているとするなら、それは誤解である。批評には視覚的(聴覚でも嗅覚でも触覚でも)要素を言語に置き換えるという側面があるが、それは真に批評的な内容の前提である。つまり、作品の判断と評価についての(仮)説の構築、並びにその裏付け――この点で、批評はひとつの創造的活動である――にどれほど言葉が精選されるのかというのが、冒頭の作品と言葉との均衡を表す文言の意味ととらねばならない。ときに批評は対象となったはずの作品を必要とせずに享受され得るというのは、その批評が十分に作品記述を行っている(作品を見たような気にさせる)からではない。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://mountainofart.blog18.fc2.com/tb.php/35-bce1fc14

 | HOME | 

contact us

芸術の山編集部

芸術の山 山小屋
(編集部)

mountainofart○yahoo.co.jp
(SPAM避けをしている。○を@に入れ替えてほしい。)

Recent Entries

Categories

Recent Comments

Recent Trackbacks

Calendar

« | 2017-08 | »
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

Monthly

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。